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映像送信における角度や距離 [映像送信]

久しぶりに《映像送信》をやられた。駐車場に車が入って来た瞬間は《本物》の車だと思った。煩わしくて束の間、目を逸らしていたが、若い女が歩いて駐車場から出て行くのを見た。駐車場を見ると、入って来たはずの車がない。

《映像送信》は《視線誘導》とセットになっており、必ず送信された映像を見てしまうようにプログラムされている。見た瞬間は《本物》だと思っても、次の瞬間には《映像送信》だと直感できる。毎回、このパターンだ。

今回の車は《映像送信》による《贋物》だと断定できるが、女は《本物》《贋物》の区別が付き難かった。少なくとも、映像は立体感があり、動きも自然である。ただし、この一幕には音がなかった。駐車場に車が入場する時に立てる音、僅かなエンジン音、指定の位置に止めようとする時のタイヤの擦れる音、ドアを閉める音、女の靴音・・これらの音が全く聞こえなかった。パントマイム(約30秒)

今回、思ったのは《映像送信》における角度や距離の問題。例えば今回のケースで言えば、《映像送信》の映像を見ているのは私であり、私の立っている位置から見て、その映像は角度や距離において極めてリアルで自然なのだ。しかし、オペレーター(加害者)は私の部屋には入った事がない。私の立っている位置から見た場合の角度や距離をどのように調節しているのか?

恐らく、私が日頃見ている映像*(今回の場合では2階の部屋から見た駐車場の映像)が、オペレーターのデータベースに記録されており、私から取得した映像を参考にして、角度や距離を調節するのだろう。こうして私が2階から見ている《本物の駐車場》に、角度や距離から言っても極めて自然と思えるような《贋物の映像》を合成させてるようだ。

若い女が歩いているのを2階から見ていた訳だが、もし私が素早く1階に下りて見たら《贋物の映像》はどうなったのだろう?どう見えたのだろう?送信された《贋物の映像》は、2階の位置から見た駐車場に合成されてる訳だから、1階の位置から見た駐車場には、角度や距離が一致しないはずである。

*日頃見ている映像・・記事「ペニスもウンコも・・」「殴られ役 NO.2」参照

 

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